お役立ちコラム

浴室リフォームのポイント

心身ともに解放されるリラックスタイムを実現

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お風呂のタイプには、主に「在来工法」と「システムバス」の2種類があります。在来工法とは、現場で下地から仕上げまで行う施工方法です。壁はタイル貼りにしたり、板張りにしたり、浴槽も自由に選べますが、施工には手間と時間がかかります。
一方、システムバスは、浴室の床、壁、天井のパネルと浴槽がシステム化されたものです。工場で製造したパーツを現場で組み立てる施工方法なので、工事期間が短縮できて、防水性も高いのが特徴です。
予算と必要に応じて適切なタイプを選び、身も心も解放されるようなバスルームを実現しましょう。

※2018年12月現在の情報です。

リフォームのタイミング

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お風呂場は裸になる場所ですから、冬場の寒さは気になるところ。また水を使うので、湿気やカビ、水漏れなども心配ですね。浴室の不具合は健康面で負担になりますし、水道代やガス代などの光熱費にも影響します。一般的に浴室のリフォーム時期は設置から15~20年と言われていますが、下記のような点が気になったら、そのタイミングといえるかもしれません。

冬場の寒さが気になる

お風呂場は排水や換気の関係で家の外周付近に配置されることが多く、冬の冷え込みの影響を受けやすくなっています。しかし、外気と同じくらいの室温になってしまっては落ち着いて入浴できませんし、体にも負担がかかってしまいます。

カビで黒ずんでいる

うまく換気ができておらず、湿気がこもってしまっていると、床や壁のコーキングやタイルの目地などに黒カビが目立ちます。カビは健康にも良くないのはもちろん、ひび割れがある場合などは、壁の内側や床下まで湿気が及んで、家の構造材まで腐ってしまうおそれがあります。

掃除が大変に感じてきた

浴槽や床、壁、天井にこびりついた汚れがなかなかとれなくて、掃除にはいつも苦労している、という場合もリフォームのタイミングです。カビや汚れがつきにくい素材を使った浴室にリフォームすれば入浴の準備ももっと楽しくなります。

お湯がすぐぬるくなって追い炊きばかり

一度、お湯を沸かしても家族が時間差で入浴する場合、すぐにぬるくなってしまって、何度も追い炊きを繰り返す、ということはありませんか? お湯が冷めにくく、効率よく追い炊きする機能のシステムバスに替えれば光熱費も削減可能です。

浴室リフォームの注意点

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浴室リフォームの主なパターンとしては、「在来工法からシステムバスへ」「システムバスの交換」「在来工法でリニューアル」「給湯器の交換」などがあります。増築してスペースを広げる、洗面所などを取り込んでスペースを広げる、既存のスペースのままリニューアルするなど、それぞれご希望とご予算を合わせてご相談させていただきながら、設計・施工していくことになります。特に下記の点については注意しておきましょう。

在来工法からシステムバスへ替える場合の注意点

システムバスには基本となる寸法があります。ある程度の寸法調整は可能ですが、既存の浴室にうまく当てはまるものかどうか、システムバス選びの際にリフォーム担当者とよく話し合いましょう。

在来工法でのリフォームの注意点

在来工法でのリフォームの場合、水漏れが無いように、防水処理の施工が重要です。主にシート防水や、FRP防水などを行いますが、防水処理についての施工品質に高い評価をいただいている当社までぜひご相談ください。また将来、タイルのひび割れや継ぎ目のコーキングの劣化などが発生したときの対処についても理解しておくとよいでしょう。

給湯器を交換する場合の注意点

ガス給湯器の寿命は、一般的に10~15年ほどと言われています。状況によってもっと早まる場合もあるので不具合が気になったら要チェック。給湯器の「号数」は1分間に沸かせるお湯の量(リットル)を表します。集合住宅の場合、使用できる機種や号数が決められているので、事前の確認が必要です。ご相談いただければ最適な機種をお勧めさせていただきます。

脱衣室の断熱化も効果的

浴室の施工のついでに洗面脱衣室のほうも断熱リフォームできると効果的です。冬場に衣服を脱ぐ際に寒くならずにすみますし、急激な温度の変化による身体への負担(ヒートショック)を軽減できます。

浴室リフォームの工期

在来工法からシステムバスに替える場合の工期は約1週間、システムバスの交換であれば2~3日程度が目安となります。既存の浴室を撤去した際に、床下の構造の劣化状況などもチェックしてもらうとよいでしょう。

最近のシステムバスの傾向

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近年のシステムバスで特に重視されているポイントは、「清掃性」「省エネ・高断熱」「バリアフリー」「デザイン」など。自動洗浄機能、汚れが付きにくく乾きやすい内装パネル、お湯が冷めにくい高断熱浴槽、入浴時に態勢が安定する浴槽形状や手すり、独自の色や柄の浴槽・パネルなど、各メーカーで工夫を凝らしています。

また、スピーカーやテレビ、ミストサウナや浴室乾燥機など設備のバリエーションも豊富になってきました。お客さまの入浴スタイルや設備についてもご要望をお聞きして、目的やご予算に合った仕様をお勧めさせていただきます。その中には標準仕様となっているものもあれば、オプションの選択肢となっているものもあります。

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